水槽ウォッチ

狭いベランダで精一杯アクアリウムを楽しむブログ

サテライトの静音化には水中フィルターを使うべし

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スドーのサテライトという商品があります。飼育水を共有しながら隔離水槽を増設できる便利アイテムでうちでも愛用しています。

 

ただ、サテライトって便利なんですが、水を循環させる音がうるさいのが欠点です。今回は水中フィルターを使って静音化する方法を紹介します。

 

テトラ (Tetra) マイクロフィルター

水中フィルターには廉価な製品だとテトラ社のマイクロフィルターがあります。これをポンプとして利用します。このフィルターからチューブをサテライトの管のなかへ通して水をくみ上げる仕組みです。

 

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手元にサテライトがある人であれば上記の写真で設置方法は分かるのではないでしょうか。

 

写真は水中の様子。特に加工の必要はありませんが、チューブの長さを調整しないとこの写真のように不格好になるので切ってあげる必要はありますね(笑)

 

水中フィルター方式の利点

この水中フィルター方式の利点は大きく3つあります。

1つめは、静音性。水中モーターなので非常に静かです。

2つめは、ろ過機能。フィルターからくみ上げているので当たり前なのですが、サテライト内へゴミが侵入しません。標準のエアリフト方式だと水槽のフンなどを吸い上げてしまってサテライトの底がゴミ貯まりになっていました。

 

3つめは取り回しがきれいだということ。写真のように標準で付属しているパイプが利用可能で蓋が完全に閉まります。

 

水中フィルターの注意点

マイクロフィルター方式には1つ注意点があります。それは、逆流は防げないということです。

普通に利用していると水槽の水位がサテライトよりも低くなりますが、水中フィルターが停止するとチューブを伝ってサテライトの水が流出してしまうのです。しかも私の場合、チューブをサテライトの底付近にまで垂らしていて危うく悲劇となるところでした。しかも、サテライト内のメダカに休息をとタイマーで夜間のみ水流を止めていたため起きたときには水が満ちていて気づかないという展開に陥っていました。

くれぐれもチューブを底まで垂らしてしまわないよう気をつけてください。この点以外は今のところこの水中フィルター方式は大変気に入っています。ぜひ試してみてください。

 

スドー サテライト L 

ちなみにうちではスペースの都合上、スリムLを使用していますが、用量は大は小を兼ねる発送で スドー サテライト L など大きめのサイズがおすすめです。