金魚水槽にエイトコアLをおすすめする理由
アクアリストのみなさま、お宅のろ過の調子はいかがでしょうか。我が家の金魚水槽のフィルター事情を紹介します。水槽サイズは 30cm キューブです。
フィルターの構成
まずは小手調べに構成から。
うち、マイクロフィルターろ過ではなく、サテライトへの水の供給ポンプとして使っています。
そして安定のエーハイム外部フィルター。
そこへさらに週末に大きめの投げ込みフィルターが届きました。30cm キューブには過大に思えるかもしれませんが、説明書きには「45〜60cm水槽用」とあるので実は適切な容量です。なにせ 30cm キューブ水槽は 45cm 規格水槽と同等の水量を誇るのです。
また、金魚水槽には上部式フィルターが定番ですが、いかんせん 30cm 向けのラインナップはほぼないというのも 30cm キューブならではの事情となります。
大食漢の金魚たち
金魚過密水槽にて存在感を示すエイトコアL。実に水槽容量の8分の1を占めようかという大きさです。しかしこの大きさを占めてもなお「過剰ろ過」ではありません。
まだ新入りなので真っ白です。ちなみにエイトコアLを水槽の隅へ設置すると8角形の端っこへ金魚が挟まり出れなくなるのでこの写真のように中央奥へ置いてやってください。
実は、エイトコアLの前は水作フラワーSを使っていました。説明によると 5L 水槽向けだそうです。
水作フラワーSの様子(写真左上に埋まっています)。最近、砂利に辟易してベアタンクへ移行したのですが、砂利を引いていたときは埋めて使用していました。
砂利を除いてエイトコアLを足したのには理由があります。実は当時飼っていたこの写真の2匹ともが病気にかかり、1匹は落ちてしまったからなのです。つまり、水質が崩壊していたのです。
外部フィルターを補おう
崩壊した水質を復旧すべく、投入されたエイトコアL。そして元々メインフィルターとして活躍していたのは外部フィルターであるエーハイムクラシック2211。このエーハイムのフィルター、図を見ると一目瞭然ですが意外と細目フィルターが貧弱なのです。一方、エイトコアは見るからに細目フィルターが充実しており、外部フィルターの補完が期待できます。
さらに、金魚水槽にエイトコアLをおすすめする最大の理由は、糞の吸引力です。外部フィルターは吸い込み口が限られており、糞の吸引に不足がありました。
大きめのフィルターの泡は静か
エイトコアLの意外な利点としては、小型のフィルタに比べ泡が大きいため動作音が小さいです。擬音であらわすと小型フィルタの泡が「パリパリパリ」なのに比べエイトコアLは「ボワッ ボワッ」と耳障りでない低い音です。
匂いが改善
エイトコアLを設置した翌日には生臭い匂いがしなくなりました。恐らく活性炭フィルターの効果かと思われるので、2週間もすると効果は薄れそうです。
それではまた数か月後にレポートします。
金魚水槽のライブ配信がしたい
Raspberry Pi とウェブカメラを組み合わせて YouTube Live へ水槽を配信したいんです。
しかし、カメラモジュールを含めると1万円ほどするので躊躇しています。ヤフオクで良品がないか巡回もしているのですが、いかんせん相場価格にはすぐ達してしまいます。
ということでダメ元でAmazonウィッシュリストを設置してみます。ここから私へ送っていただけるともれなく配信が閲覧できるようになります(笑)
https://www.amazon.co.jp/gp/registry/wishlist/1LW8SWRGT9WW3/?sort=priority
1匹のオランダとその他大勢のらんちゅうたち
写真左中央のオランダ1匹と残り9匹のらんちゅうたち。みな丹頂カラーです。
先日オークションで購入した生体たちを 30cm キューブ水槽へ導入したのです。
しかし、元住人のオランダ丹頂がやんちゃで、らんちゅうと 1 vs 1 で水槽に入れていると追いかけ回していたのでいったん隔離。他の9匹を導入したあとに再び投入すると、圧倒されたのか追いかけなくなりました。
落札したらんちゅうは10匹いたのですが実は水合わせの過程で酸素不足の状態で放置してしまい1匹落としてしまいました。申し訳ない気持ちですが、反省を活かし他の子は元気です。
今回のらんちゅうは選別漏れの生体たちなので胸ビレや尾ビレに不具がある個体もおり、泳ぐのが下手なんですがエサはよく食べ、可愛らしいです。
右上の黒い物体はメダカ稚魚の浮遊ネットです。メダカ稚魚のために水温が26℃あるので先行投入した個体が卵をまきちらしていました(笑)
それでは。
2度の全量リセットを経てたどり着いた金魚水槽の掟
金魚ビギナーの自分に伝えたかった10のこと、その1。
底石は不要。
どうしても底石を敷くなら底面フィルターは必須。
以上です。
オークションで金魚を落札してみた
千葉の「びれっじふぃーるど」出品の金魚を計10匹競り落としました。生体は状態が様々なので、オークションに向いていますね。
「丹頂ライオンヘッド」とのことだったのでてっきりオランダっぽい体つきかと思いきや、観察していると驚き。なんと、らんちゅう型でした。嬉しい誤算です。
しっかりした発泡スチロールにて梱包されていたので、後々自家用として使えそうです。
内部の梱包もばっちり。厚手のビニール袋が2重で巻かれています。質問して、この子たちはもともと中国の広東省からやってきたのだと聞きました。
とくに死着保証はなかったのですが、生体はみんな元気でした。1匹は温度変化なのか、転覆しているのを見かけました。今は水あわせののち薬浴中です。
ゆっくり観察するのを楽しみにしています。
それでは。
金魚水槽の底に沈んでいた謎の虫
金魚水槽の底をかき混ぜていたら水槽の端にミミズのような虫がいました。すくいだして観察すると、赤虫...なのか...? ご飯としてあげたことはないのですが、金魚のフンから赤虫が出てくることってあるのでしょうか。
最初は金魚の糞が水でたゆたっているのかと思いました。
メダカの稚魚の飼い方
いろいろな試行錯誤の末、「メダカの浮くネット」に落ち着きました。プラスチックの蓋がついているので親魚が飛び込む心配もなく、エサやりもしやすいです。残り餌の回収要員としてヒメタニシも投入しています。
「メダカの浮くネット」は安価なので1シーズンごとに買い替えてもよさそう。網目が不揃いになると稚魚が脱出してしまうはずなので気をつけたいところです。
もともとは 1.5L のプラケースに 5〜6cm ほど水をはって稚魚を隔離していました。
孵化後数日でエサを食べ始めますが、その際に気になるのが水換え。私の場合、稚魚が12匹だけということもあり、飼育水を入れた別のプラケースへ稚魚を駒込ピペットを使って移し替えていました。しかし、その作業が面倒なので先述の通り浮くネットに移行しました。
エサはこちら。粉末状ですが、水が汚れにくい印象を受けます。
それでは。